物流経営コラム 最新更新日:2022.03.16

運送・物流企業がデジタル化したい業務No.1は配車業務!

運送・物流企業がデジタル化したい業務No.1「配車業務」

トラックを保有する物流企業であれば、「配車業務が楽になればなぁ」と1度は考えたことがあるかと思われます。実際、2021年9月に当社が物流企業向けに実施したアンケート結果によると、今後デジタル化を進めたい業務のNo.1が「配車・シフト組み」という結果となりました。

コラム「運送・物流企業がデジタル化したい業務No.1は配車業務」①

しかし、実際に導入しているシステムについて聞いたみたところ、自社システムを含め、全体の19%しか配車システムを導入していませんでした。

コラム「運送・物流企業がデジタル化したい業務No.1は配車業務」②


これらの結果から、配車業務のデジタル化を進めたいけれども、なかなか進んでいないという物流業界の実態がうかがえます。

そもそも配車システム導入によるメリットとは?

ここでは配車業務のデジタル化で得られる4つのメリットをお伝えします。

  1. ①配車業務の脱属人化
  2. ②時間短縮によるコスト削減
  3. ③最適な配車組みによる運行効率UP
  4. ④収益性の管理によるデータドリブン経営

特に①は多くの企業に当てはまるのではないでしょうか。配車表が担当者の頭の中にある場合、新たな担当者への引継ぎが難しい・担当者の育成に時間がかかるなどの問題が発生します。

しかし、紙やExcelによる煩雑な管理ではなく、視覚的に分かりやすい管理を行うことで、スムーズな業務の引継ぎが可能になります。これらのように、配車システムのデジタル化によって得られる効果は様々です。そのため、自社の配車業務における課題にマッチした配車ツールを選定することが重要になります。

配車システムの種類を理解する~「自動配車」と「配車支援」~

ここで配車システムにはどのようなシステムがあるのかを整理してお伝えします。配車システムには大きく2種類「自動配車システム」と「配車支援システム」が存在しています。


<自動配車システム>

AIやアルゴリズムにより配送ルートの作成を行うシステムで、「ルート最適化アプリ」とも呼ばれます。単に全体の走行距離を短くするだけでなく、各種制約情報(配送条件・交通情報など)も加味して計算するため、新人でも即戦力になれるシステムです。

活用できれば省人化の効果は大きい反面、一定の制約条件が存在するため、導入のハードルは少し高いことが特徴です。

代表的なシステム:「LYNA 自動配車クラウド」「Loogia

<配車支援システム>

どの車両・ドライバーで、どの荷主・案件を実施するのかといった計画を立てるのに適しています。今までは配車担当者が勘・経験・知識を駆使し、アナログ(紙・Excelなど)で行っていた業務を、システム上で実施できるようにしたものです。

自動配車と比べ、省人効果は小さいものの、導入ハードルは低く、多くの会社で活用で活用することができます。

代表的なシステム:「MeeTruck」「TUMIX配車計画

まずは配車業務における課題を整理しよう

配車システムについて、くわしくお伝えしてきましたが、あくまでも自社の配車業務の課題にマッチしたツールを選定することが重要になります。配車業務の課題を整理する際は、業務の「効率性・スピード」はもちろんのこと「属人性」「データ管理」といった観点からも検討することが大切です。

まずは社内で配車業務の課題を一度洗い出し、整理することから始めてみてはいかがでしょうか。

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Pen Iconこの記事の執筆者

柴田 純平

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部

運送・物流会社を専門に「デジタル化」をメインテーマとしてコンサルティングを行っている。企業規模や課題・目的にあわせた、最適なデジタルシフトの提案や、デジタルツール導入支援を得意としている。特に、AI-OCR・RPA・BIなど、本当に現場で使えるデジタルツールの策定ノウハウを数多く持っている。

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