事故を起こすトラックドライバーの意外な共通点
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事故をよく起こすのは「未経験のトラックドライバー」と考えている経営者が多いようです。確かに、軽微な事故の件数は未経験の方が多いようです。しかし、「重大事故」でみると、意外とそうではないという調査結果があります。
本コラムでは、事故を起こすトラックドライバーの意外な共通点について、くわしく解説します。
目次
事故を起こすトラックドライバーの運転経験年数
国土交通省が公表した「自動車運送事業用自動車事故統計年報(令和2年度)」では、事故が最も多いのは運転経験年数が25年以上あるトラックドライバーであり、次いで、5年から10年未満、10年から15年未満の順でした。
事故発生運転者の経験年数(乗務員に起因する重大事故の件数)
- 25年以上:379人
- 5~10年未満:293人
- 10~15年未満:257人
経験年数別の人数の母数が違うため、一概には言えませんが、25年以上のベテランでも重大事故が多いことがわかります。また、運転経験歴が浅いドライバーに対しては、新人研修や添乗指導をおこなっているため、安全指導の効果がでているという見方もできます。
事故を起こすトラックドライバーの意識傾向
カナダにあるマギル大学の研究チームが「なぜ、ドライバーは危険な運転をして事故を起こすのか?」というテーマの調査結果を公表しました。その調査結果によると「危険な運転をするドライバーほど、自分が危険をおかす傾向があることに無自覚」であるそうです。
つまり、どれだけ社内で事故防止対策の取り組みをしても、トラックドライバー本人が危険運転をしている自覚がない場合、「事故件数が減らない」という結果につながっている可能性があります。
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運転経験年数が長いドライバーの事故を減らすために
上述の通り、事故を起こすトラックドライバーは、自分が危険運転を行っているという自覚があまりないことがあります。そういったトラックドライバーには、自分の運転習慣や癖を認識してもらうことが非常に有効です。
具体的な方法として、さまざまなケースの事故映像をできるだけ多く見てもらうという方法があります。映像と自分の運転習慣を照らし合わせ、事故防止の意識づけを深めることが可能です。
「一時不停止」「車間距離不足」「脇見」など、だれでもやめることができる軽度の「リスク運転行動」を削減し、その先にある重度の「リスク運転行動」を減らしていきましょう。
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