物流経営コラム 最新更新日:2022.01.06

物流業界におけるAI-OCRの実用性

アナログ業務を削減して業務効率をアップする方法|AI技術を使った次世代のOCR

多くの業界でデジタル化が進む中、物流業界でも課題解決のためにデジタル技術の導入が急務となっており、デジタルツールを導入する会社も増えてきています。そこで今回は取り組みやすいツールの一つであるOCRの物流業界での実用性について解説していきます。

物流業界のデジタル化

そもそもなぜ、物流業界においてデジタル化が求められているのでしょうか? 物流業界でデジタル化が求められている背景は以下の3つがあります。

  1. 1.働き方改革・コンプライアンス
  2. 2.高生産性・高収益性
  3. 3.BCPや時流適応経営

デジタル化を進めることでこれら上記3つを実現できますが、 反対に非デジタル化企業は荷主・求職者・社員から選ばれなくなっていくと推測されます。自社ではまだ必要ないと思っていても他社ではデジタル化は進んでいくため、デジタル化は自社内の課題を解決するだけでなく荷主や求職者とつながるためにも必要となっています。

物流業界でAI-OCRが注目されている理由

AI-OCRが注目されている理由としては、物流業界では社内外問わず、「紙」を用いた業務のやり取りが多いことが挙げられます。

そのため、紙に書かれている情報のExcel・システムへ転記といった業務に、かなりの時間を割いているという企業も少なくないのではないでしょうか? そこで活躍するデジタルツールがAI-OCRです。

OCRとは、画像や書類の中から文字を読み取り、データ化するツールであり、AIが搭載されていることにより、手書の文字であっても高精度で読み取ることができます。そのため、FAXの内容を転記したり、請求書の金額をソフトに入力したりする手作業を大幅に削減することができるようになります。

また、最近では、クラウド型でAI-OCRも増えており、少額で簡単に導入できるだけでなく、インターネット環境さえ整っていれば、 いつでもどこでも高性能なOCR処理が利用できるという取り組みやすさも注目されている理由の一つです。


AI-OCRとは?物流会社のためのAI技術を使ったOCR

物流業界におけるAI-OCRの実用性

取引先(荷主企業)との関係

本来であれば荷主とのやり取りをデジタル化できればいいのですが、紙でのやり取りが多いのが現状です。

特にやり取りが多いのは「受発注業務」ではないでしょうか。受発注は取引先の企業様との兼ね合いがあり、なかなか自社だけでは紙をなくすことはできません。 例えば、「今までFAXで資料をいただいていたのですが、これからはメールや直接データでのやり取りに変更したい」と交渉しても 「弊社の現状ですとFAXでの対応しかできません」という返答を受けてデジタル化を進めることができないことが多いかと思われます。

全取引先でデジタル化に対応してもらうことはまだ難しいと思います。そのため、取引先の企業様にご協力していただけない場合は、 紙でいただいたデータを自社内でデジタル化することが生産性向上のための現実的な方法です。

デジタル化の第1歩

さらに、高齢化が進んでいるトラックドライバーにとっても、 今まで紙で行っていた勤怠情報・事故報告書・日報の提出に、 いきなりデジタルツールを導入されてもスムーズに対応できない方が多いのではないでしょうか。その点、AI-OCRは誰でもわかりやすく、かつスピーディーに高品質で読み取ることができます。

様々なデジタルツールがある中で、デジタル化は「お金」と「時間」がかかると考えていらっしゃる方も、 まずは取り組みやすいツールである「AI-OCR」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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アナログ業務を削減!AI技術を使った次世代のOCR
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Pen Iconこの記事の執筆者

柴田 純平

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部

運送・物流会社を専門に「デジタル化」をメインテーマとしてコンサルティングを行っている。企業規模や課題・目的にあわせた、最適なデジタルシフトの提案や、デジタルツール導入支援を得意としている。特に、AI-OCR・RPA・BIなど、本当に現場で使えるデジタルツールの策定ノウハウを数多く持っている。

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