物流業界の未来を担う新卒者採用の成功のカギとは?
大卒の新卒採用に取り組んでみたが「目標採用人数に届いていない」もしくは、これから「新卒採用に本格的に取り組んでいきたい」と考えている企業が最初に意識すべきポイントとはなんでしょうか。本コラムでは新卒採用の成功のカギについて解説いたします。
「就職活動情報解禁日に向けて準備する」は遅すぎる?
これは、ズバリ「本当の就活スタートダッシュに乗り遅れず、学生との接点を最大限増やす」ことです。
新卒採用の動き方は中途採用とは大きく異なり、学生の就活動向や学業スケジュールに沿って細かな選考スケジュール計画を組む必要があり、この学生の動きだしのタイミングを逃すと母集団形成で大きく後れを取ってしまいます。
今の学生の就活スケジュールとは?
では、学生が一斉に動き出す「就職活動情報解禁日:3月1日」に会社説明会やインターンシップを用意しておけばよいのでしょうか。
結論、その想定だとその後の面接誘導・内定出しで苦戦をする可能性が非常に高いです。毎年、新卒マーケットの様相は変わりますが、コロナの影響によってオンライン活用、面談の多様化によって選考の早期化に大きく影響しました。
今の学生のスタンダードは大学3年生の夏休みからインターンシップに参加し、業界・企業研究を重ねることである程度入社したい企業の選定⇒情報解禁日と共に面接をスタート⇒4月には内定が出ている という傾向が高いです。
つまり、企業側の動きとしては5月頃からインターンシップの企画を固め、6月末~7月頃から集客を始める必要があります。 これはまだ業界を絞っていない段階の学生に多く出会えるというメリットもありますし、そもそも会社のことを知らなかった学生に対して時間をかけて自社の魅力を感じてもらえるため、3月1日からの動きを押し上げることにも繋がります。
そして、学生との接点最大限化のカギであるインターンシップ1つとっても
- ・単なる会社説明会や簡易的なワークではない「倉庫見学」や「ドライバー同乗」など職場体験のコンテンツを入れているか
- ・モデル社員を投入し、将来一緒に働く社員とのイメージを持たせられているのか
など、外してはいけない要点を把握しておくことが重要です。
25卒もそうですが、既に26卒採用に向けての対応が急務となってきております。
- ①新卒採用に取り組んでみたいが何から始めたらいいのかわからない
- ②新卒採用を始めてみたものの、専任者がおらず思ったように動けていない
- ③新卒採用を過去試みたが、採用できなかった
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