無料で使えるGoogleマップを活用し荷主への営業訪問を効率化する方法
コロナの影響で物量が減少している影響もあり、皆様においては新規荷主獲得や協力会社確保のため、訪問営業を活発化させている企業も多いのではないでしょうか。
隙間時間の活用などで、効率的に回れればベストですが、荷物のほしい荷主や協力関係を築きたい同業など、ピンポイントで優先度順に回っていくと、どうしても、1日に1~2件しか訪問できない日もでできます。
そこで効果的なのが、訪問候補先のマッピングです。
地図上にどの会社がどこにあるか一目でわかるので、アポの隙間時間を有効に使い、訪問件数を確保することが可能です。定期的に顔を出せれば、関係性の構築につながり、案件化する可能性も高まります。
では、何をすべきか具体的に説明します。
1.訪問リストの作成
飛込じゃない限り、訪問候補先が無いと訪問はできませんので、まずは社内の過去取引先や、名刺交換先などから、訪問する価値のある会社をリストアップしましょう。効率的に回るには、どの会社がどこにあるか、という地理情報が必須なので、そのリストアップの段階で、住所も収集しておきます。
2.目標設定
リストアップした各社に対して、訪問したときのゴール設定を行います。新しい荷物の獲得なのか、運賃・条件交渉なのか、口座開設なのか、目標を設定しましょう。目標のない訪問は、成果につながりません。
3.マッピング・活用
次に地理情報を、地図に転記します。ここがキモで、グーグルマップのマッピング機能を活用することで、無料で先の訪問先リストを日本地図の中にプロットすることができます。そうすることで、視覚的に会社の地理情報を確認することができ、「近いからこの会社に顔出そう」「パンフレットだけでも置いてこよう」などの動きが取れるようになり、1日の訪問件数を効率的に確保することができます。
グーグルマップの機能では、メモ機能もあるので、訪問した日時や話した内容などを記録しておくことによって、長期的に関係を構築できます。グーグルマップの利点としては、編集が容易で、経路検索機能も使えることが挙げられます。
マップ設定は数分で完了し、営業ルートの設定まで可能なので、無料にしては破格の機能です。
午後の訪問先が無くて、そのまま帰ってきてしまった、空いた時間は社内や喫茶店で社内でもできる業務をしている、そんな経験が多い方にはピッタリだと思います。
外出先では、外でしかできないことをすべきで、それが分業となり、生産性の向上につながります。荷物を獲得したい今だからこそ、営業の効率化に着手していくべきでしょう。
ぜひ、今効果のあるマーケティング施策を押さえ、貴社業績アップのきっかけにしていただければ幸いです。
2020年10月30日、11月5日、16日、17日に「コロナで奪われた売り上げを取り戻す」と題して、最新のマーケティング成功事例・手法をお伝えするセミナーを開催します。ゲスト講師に幸栄流通の三村社長にご登場いただきます。
おすすめ情報
目次
セミナー/コロナで奪われた売り上げを取り戻すセミナー
- 概要
- インターネット広告やメールDMなどを駆使し、月20件以上の問い合わせを安定的に獲得する幸栄流通株式会社 代表取締役 三村直也氏をゲスト講師に招待し、荷主企業や協力運送会社獲得のための取り組みにおいて、押さえなければならないポイントをご紹介します。
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