特別休暇を導入して、社員満足度アップ
今回の新型コロナウイルスの影響で社員を休業させた場合、多くの会社で雇用調整助成金を利用されたと思います。同助成金は、たびたび要件が緩和されたり、支給金額が引き上げられたりと雇用の維持に一定の効果を発揮したようです。
他にも、社員に安心して休んでもらえるよう「特別休暇」を整備した会社に助成金を支給する動きもあります。また、先日申請が始まった自動車運送事業者の「働きやすい職場認証制度」でも加点項目になっています。そこで今回のテーマは、特別休暇制度についてです。
特別休暇とは、会社が任意に決めることができる休暇制度です。
慶弔休暇や長期勤続休暇、誕生日休暇などです。休暇制度を設けるのか、休暇を与える条件(勤続○年達成など)、有給にするのか無給にするのかなどを就業規則に定めます。
独自性があって利用率の高い休暇制度をつくることができれば、社内外に社風や福利厚生をアピールすることができるでしょう。
ちなみに船井総研ロジでは、夏にお盆休みとは別に、夏季休暇という有給休暇があり、6月~9月の好きな日に二日間とることができます。特に4月に入社したばかりの新入社員は、まだ年休がありませんので、嬉しい制度だと思います。
なお特別休暇は、2019年4月から義務化した年次有給休暇の年5日取得の対象とはなりません。その点においても特別休暇の導入は、一歩進んだ取り組みといえそうです。
参考サイト
●働き方改革推進支援助成金(職場意識改善特例コース)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/syokubaisiki.html
●小学校休業等対応助成金
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html
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