物流経営コラム 2020.06.02

運送業が薄利を脱却するために

物流企業向けコンサルティングサービス
物流企業向けコンサルティングサービス
ロジスティクスプロバイダー経営研究会
ロジスティクスプロバイダー経営研究会

前回、運送業のビジネスモデルについてお伝えしました。
ダイジェストでお伝えすると、運送業のビジネスモデルの特長は3つあります。

①トラックの効率を高めることが儲けのキモである
②製造業とは違い、キャッシュがすぐに入ってくる
③差別化しづらく、価格競争が常に発生している

上記の3つの特長により、運送業の場合はどんぶり勘定になりやすく、気づけば薄利になってしまいます。

そのため、儲けるポイントは、数字管理の徹底に他なりません。

そして管理すべき数字は、

①全社の数字(売上・営業利益)
②部門別の数字(売上・営業利益)
③荷主別の数字(売上・営業利益)
④車両別の数字(売上・営業利益)
です。

この数字をデジタルシフトにより、リアルで見られるようにすることが望ましいでしょう。

では、今回はこの数字(売上・利益)をどうやって上げるかをお伝えいたします。

その手法は、運行効率をしっかり把握して、高めることです。

運行効率の計算手法は以下です。
運行効率=積載効率×実車率×トラック稼働率 (40%以上が望ましい。)
※それぞれの計算式は、
・積載効率=積載トン数÷積載可能トン数×100 (70~80%が目標値)
・実車率=積載走行距離÷総走行距離×100 (100%へ近づけることが望ましい。70%が平均)
・トラック稼働率=稼働日数(時間)÷総日数(時間)×100(平均65~75%)

参考図書:物流・流通の実務に役立つ 計数管理/KPI管理ポケットブック
https://www.amazon.co.jp/dp/4526073253

このように、運送業は運行効率を高めることによって、収益を向上させることができます。
そして、私が強くお伝えしたいのは、これらの数字をまずは見える化させることが重要です。

ダイエットと一緒で毎日体重計に乗っていれば、自然と数字を意識して行動が変わり、
結果が変わるのです。
まずは自社で数字を把握できる体制を構築してください。

おすすめ情報

サービス/ロジスティクスプロバイダー経営研究会

概要
業績アップに特化した物流企業が集まる経営研究会!船井総研ロジが主催する研究会は、日本の物流業界をけん引する企業が一堂に会し、業績アップのノウハウを学びます。
詳細
https://www.f-logi.com/butsuryu/society/

サービス/社員教育・研修

概要
日々のコンサルティングの中でルール化した、すぐに使えるノウハウと最新の具体的成功事例をお伝えします。営業力強化やマネジメント力アップ、階層別研修など、ニーズに合わせた教育・研修が可能です。
詳細
https://www.f-logi.com/butsuryu/consulting/training/

Pen Iconこの記事の執筆者

高橋 竜二

船井総研ロジ株式会社 エグゼクティブコンサルタント

その他の記事を読むArrow Icon