コロナ禍でも月間100万円の売り上げを獲得する方法

Pen Iconこの記事の執筆者

齊藤 史織

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部
グループマネージャー エグゼクティブコンサルタント

入社以来運輸・物流業を専門に、100社以上の会社にコンサルティング・アドバイスを行っている。業績アップをテーマに、マーケティング戦略の立案や販促・営業強化支援、ドライバー採用・育成・定着、中期経営計画の策定といった内容でコンサルティングを実施。最近では、2024年問題を背景に、物流会社・運送会社の生産性向上の必要性が高まり、デジタル化・DXなどによる効率化支援の実績を重ねている。​​​​

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コロナによる外出自粛や経済活動の停滞などが響き、産業材などを運ぶ運送会社の多くは昨対比で売り上げを落としていることかと思います。

今回は、そのような状況下でも新規案件の獲得に成功し、
車両台数50台規模ながら月当たり100万円の売り上げを創出した事例をご紹介します。

まず、使った販促ツールは、FAXDMというものです。
おそらく、皆様の会社にも車両買取や不動産情報などといったFAXが届くことがあると思いますが、そのような形でFAXで自社の広告を打つことができるサービスです。WEB上には1枚当たり5円前後で自動で送信してくれる代行会社も多く見受けられます。件数に上限は無いので、地域の製造業1万社に対して無差別にアプローチすることも可能です。仮に1万件送っても費用は5万円で済むので、宣伝範囲に対し広告費を低く抑えられるというのがポイントです。

その会社の事例を基にルール化した、FAXDMを使う際のポイントは5つあります。

1)ターゲットを定めたリストの選定

⇒反響につながる業種や、自社が狙いたい業界に絞り込むことで、費用対効果を高めることができます。

2)事前にDMに落とし込む内容を検討

⇒自社の強みとターゲットの課題を押さえ、それをもとに訴求内容を決定しDMのデザインへ反映させます。日頃、会社に届くDMも参考にするといいでしょう。

3)複数の導線を確保

⇒DM内に電話番号・FAX番号・HPURLの情報を入れ、受け取った人の情報収集手段を問わず、自社へアクセスしやすいような形を作りましょう。

4)送信日が非常に重要

⇒今まで送ったデータをもとにすると、問い合わせの半数以上が送付当日にありました。そのため、DM到着時にすぐ見られるタイミング、平日の午前中などに送るよう日時指定をすることが重要です。

5)後追い

⇒すべての反響を記録し、顧客管理を行いましょう。後追いまで徹底して行うことで、成果を最大限高めることができます。

以上が、FAXDMで新規案件を獲得するためのポイントです。
参考にしていただきご活用ください。

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業績アップに特化した物流企業が集まる経営研究会!船井総研ロジが主催する研究会は、日本の物流業界をけん引する企業が一堂に会し、業績アップのノウハウを学びます。
詳細
https://www.f-logi.com/butsuryu/society/

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齊藤 史織

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部
グループマネージャー エグゼクティブコンサルタント

入社以来運輸・物流業を専門に、100社以上の会社にコンサルティング・アドバイスを行っている。業績アップをテーマに、マーケティング戦略の立案や販促・営業強化支援、ドライバー採用・育成・定着、中期経営計画の策定といった内容でコンサルティングを実施。最近では、2024年問題を背景に、物流会社・運送会社の生産性向上の必要性が高まり、デジタル化・DXなどによる効率化支援の実績を重ねている。​​​​

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