幹部育成のポイント
労務管理や健康管理、働き方改革、コンプライアンスなど、
会社としてのマネジメント力が求められる昨今、幹部・管理職に
求められる役割やその重要性はますます高まってきています。
しかし、幹部・管理職の採用や育成に頭を悩ませている
経営者の方も多いでしょう。
特に、社長の右腕となる幹部社員には、どのような人が向いているのでしょうか。
船井総合研究所の代表を務めている中谷曰く、
幹部が押さえておきたいコアスタンスは、
「誰よりも社長のことを知っていること」だそうです。
例えば、次のような項目ができているかどうかです。
・社長との報・連・相がしっかりできているか?
・常に社長側の立ち位置か? 例)絶対に社長の悪口は言わない
・社長の意識している数字・時間軸で物事が語れるか?
・社長の価値観、好き嫌い、そこに到る背景などが理解できているか?
・自社の創業の原点、自社の長所、社長の長所などが理解できているか?
・社長が一番やりたいことを理解できているか?
・会社を良い方向(業績が上がる×社長の思いを実践できる×社員が納得できる)にリードできているか?
・他の管理職と張り合わず、経営チームとして協力してくれる体制になっているか?
逆に言うと、これから幹部社員を育成していく場合は、
上記のような項目を、社長が意識して伝えていく必要があるでしょう。