平成は終わりますが、平成世代の特徴と教育方法について
「最近の若者はダメだ。これだから若い者は…」という言葉は誰でも言われたり、言ったことがあるのではないでしょうか。
きっと、ご自身も言われて育ってきたのではないでしょうか。
面白いことに、約5000年前の古代エジプトの遺跡から見つかった粘土板にも同じようなことが書かれていたようです。
つまり、世代とともに人々の考え方は異なるものなのです。
だからといって、これを真っ向から否定するのではなく、許容したうえで対応を考えたほうがずっと生産的です。
そんな私も平成生まれのゆとり教育を受けて育ちました。
今回は私の同年代である平成生まれの特徴と教育方法について述べたいと思います。
お伝えしたい特徴としては下記です。
A.自分のためにならないと思ったことはやらない
B.怒られることに慣れていない
C.指示されたことしかできない
D.プライベートを重視する
E.以前に比べると社会のルールを知らない
これらを踏まえて、教育方法はこうあるべきだと思います。
①相手の意向や考え方をよく聞き、信頼関係を築く
・相手が何を求めているのか、仕事に何を求めているのかというニーズを把握した上で、どのようなゴールを会社として上司として設定できるのかはポイントになります。
・教育目標とカリキュラムを明確にした育成計画が必要です
②教えるときはやり方だけでなく、目的とゴールを伝える
・仕事をお願いする際に、「これやっといて」では自分でなくてもいいのでは?と考え自主的には遂行しません。
・なぜこれをやるのか、これをやるとどうなるのか(目的)とここまでの成果が欲しい(ゴール)を明確にして伝えることが求められます。
③「報・連・相」を徹底させる
・平成世代は「責任」を避けます。前述したように指示したことしかやらないため、正確に伝える必要があります。
・報連相を徹底させて、何でつまずいてるのか、こうしたら良くなるなどアドバイスをしてあげてください。
・コミュニケーションを密に取ることにもなり、信頼関係構築にもつながります