事故0の会社作り~KYTで判断力を身に着ける(2)~
ドライバー不足を背景に、未経験者採用をする際に課題となる「安全」。
安全に向けてどのような取り組みをすればいいか、本日は、前回に引き続き愛知県にある会社の事例をご紹介します。
事故対策の一つである、危険予知トレーニングを特に重視されていると前回はお伝えしました。
今回はさらに、新人向けの入社時研修について紹介いたします。
同社では、地域でもトップクラスの安全研修、技術教育だと評判が高いです。そのため、毎月のように未経験者が入社してきます。
未経験者に対して行うKYTは、すこし特殊です。
(1)1か月間毎日、同じ危険予知のシート5枚を使い、危険予知トレーニングを行う
(2)研修期間中に、毎日ニュースで放送される事故を確認、その事故のストーリーは何なのか、一緒に考える
こちらの会社では、危険を想定するまでの「ストーリー」を重視しています。
そのため、同じ事例を1か月繰り返し用いて、危険を「発見」する力ではなく、「想定」する力を身に着けます。
危険は、常にすぐ目に見える状態で存在するとは限りません。だからこそ、想定力が大切です。
ニュースから事故のストーリーを考えているのも同様です。今起きている出来事を切り取ることで、日頃から危険を想定して過ごす習慣に結びつきます。
上記のことを徹底することで、未経験者でも事故は大幅に削減できるそうです。未経験者の安全に課題がある会社は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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