事故0の会社作り~”PDCA”と、その”CA”に重点を置く~

Pen Iconこの記事の執筆者

齊藤 史織

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部
グループマネージャー エグゼクティブコンサルタント

入社以来運輸・物流業を専門に、100社以上の会社にコンサルティング・アドバイスを行っている。業績アップをテーマに、マーケティング戦略の立案や販促・営業強化支援、ドライバー採用・育成・定着、中期経営計画の策定といった内容でコンサルティングを実施。最近では、2024年問題を背景に、物流会社・運送会社の生産性向上の必要性が高まり、デジタル化・DXなどによる効率化支援の実績を重ねている。​​​​

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ドライバー不足を背景に、未経験者採用をする際に課題となる「安全」。
今回は前回に引き続き、奈良県のある会社にインタビューした際に学んだ、取り組みポイントの3つ目をご紹介いたします。

3つ目のポイントは「”PDCA”と、その”CA”に重点を置く」です。
PDCAとは、ご存知の方も多いかと思いますが、PDCAサイクルともいわれる、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の実施・改善サイクルの頭文字を取ったものです。

こちらの会社さんでは特に、評価、改善の”CA”の部分に力を入れていることが特徴です。
研修を計画→研修実施の”PD”まではできている会社さんは多いかと思いますが、そこから次回までに磨きこんでいくというところまでできていない会社さんは多いと思います。

同社では全国にある拠点をWEBでつなぎ、毎週月曜日にTV会議をしています。
先週の事故状況の共有から始まり、各拠点の車両・クレーム報告、事故の対策などを話し合います。
そして、話し合った内容は全拠点へ議事録として展開され、会議で決定したことを実行できているかを入念にチェックしています。
それにより、毎回レベルを高めた安全研修や実地指導が実施できているのです。

ポイントは毎週月曜という定期性と、現場への落とし込みをチェックする体制の2つです。
特に、定期的に安全会議ができていない会社さんは、会議の体制について検討されるも良いかと思います。

今回はここまでとさせていただきます。次回は、指摘しあう文化編です。

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グループマネージャー エグゼクティブコンサルタント

入社以来運輸・物流業を専門に、100社以上の会社にコンサルティング・アドバイスを行っている。業績アップをテーマに、マーケティング戦略の立案や販促・営業強化支援、ドライバー採用・育成・定着、中期経営計画の策定といった内容でコンサルティングを実施。最近では、2024年問題を背景に、物流会社・運送会社の生産性向上の必要性が高まり、デジタル化・DXなどによる効率化支援の実績を重ねている。​​​​

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