事故0の会社作り~基礎教育の徹底編~
ドライバー不足を背景に、未経験者採用をする際に課題となる「安全」。
今回は前回に引き続き、奈良県のある会社にインタビューした際に学んだ、取り組みポイントの2つ目をご紹介いたします。
2つ目のポイントは「基礎を徹底的に教える」です。
概要として、こちらの運送会社さんでは下記を実施されているようです。
(1)入社後は適性診断受診を必須
(2)本社での3日間の座学研修
(3)添乗指導員の教育
(4)普通自動車での添乗指導
それぞれ注目すべき内容ですが、特に気になるのは(4)の普通自動車での添乗指導でしょうか。
なぜ普通自動車で添乗指導を実施するかというと、普段乗ることの多い普通車のほうがその人の運転のクセや危険性が顕著になるからだそうです。
トラックでの添乗指導をしている会社さんは多いかと思いますが、慣れてない方だとなおさら、いつも以上に気を配り丁寧に運転します。
そのため、独り立ち後、慣れてからのクセを見抜けず、適切な指導ができなくなる可能性があるのです。
添乗指導をしっかりと行っているのに、独り立ちしてしばらくすると決まって事故が起こるなど、普通車を保有されている方は、普通車での添乗指導を検討されてはいかがでしょうか。
今回はここまでとさせていただきます。次回は、PDCAを用いた安全会議編です。
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