事故0の会社作り～自社に合ったドライバーの見極め編～

近年、ドライバーの人手不足を背景に、募集する対象を未経験者や他業種からの転職者まで広げている企業も多いかと思います。
そこで問題になってくるのは、「安全」です。運転に慣れてくるまでの期間に事故があると会社にとっても損失になりますし、ドライバーさんも居心地が悪くなり離職の要因にもなります。

そこで、今回は奈良県のある会社にインタビューした際に学んだ、取り組みの4つポイントのうち、「自社に合ったドライバーの見極め」についてお伝えします。

さて、選考の際、皆様の会社ではどのような流れで行っておりますでしょうか？

その会社では、下記のような流れを経て入社となるように選考を行っております。

（1）一次選考（各拠点）
（2）書類選考（本社）
（3）体験入社（各拠点）
（4）最終選考（本社）
（5）本社研修（本社）
（6）添乗指導
（7）安全運転指導（各拠点）
（8）本採用

人手不足の時代に、一見ハードルが高いとも思えるほど、丁寧な選考をされています。
しかし、定着率を上げるためには、自社に適した人材をいかに採用できるかがカギになります。同社では、採用までの期間が長くなっても十分な応募数が確保できており、応募者の見極めができています。
特に、ポイントは体験入社で、書類選考通過後に3日～5日の体験入社を実施し、お互いを理解できるような時間を作ることで、入社後のギャップや離職が格段に減少するそうです。

今回はここまでとさせていただきますが、このほかにも、まだまだお聞きした取り組みがございますので、数回にわたってご紹介できればと思います。

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