分業制が会社を伸ばす

Pen Iconこの記事の執筆者

河内谷 庸高

船井総研ロジ株式会社 
執行役員 兼 コンサルティング本部 本部長

2006年 船井総研グループに入社。入社以来、運輸・物流業を中心に、業績アップコンサルティングを展開。運送会社・物流会社向けに、マーケティング戦略の立案や運賃交渉支援、デジタル化・業務効率化、ドライバー採用強化といったテーマをメインにコンサルティングを行っている。物流企業経営研究会「ロジスティクスプロバイダー経営研究会(会員数約300社)」を主宰。​​

≫ 物流企業向け経営コンサルティングについて、くわしく知りたい方はコチラ

〔PR〕ロジスティクスプロバイダー経営研究会
〔PR〕サービス/物流企業向けコンサルティング

これからの時代、定着率や生産性を向上させるためには
「分業化」がポイントです。
分業化とは、職種ごとに役割・業務範囲を明確にし、
その仕事に集中させるということです。

高知県の物流会社、丸榮運輸様では「ドライバーはパイロット」という
構想を掲げられ、分業化を進められています。

一般的にトラックドライバーは、運転業務だけでなく、
洗車や給油、日常点検、車両整備まで行っています。
一方、同じ乗務員という職種でありながら、パイロットは
飛行機の操作だけに集中し、機体の清掃や整備等は別の専任者が行います。

そこで、航空業界をモデルに、運転に集中できる環境をつくろうと考え、
①車両のメンテナンスを子会社に全面委任し、オイル交換、3カ月点検、
タイヤ交換等、車両整備を全て不要に
②ミシュランタイヤを導入し、タイヤのローテーション回数を減少
③本社敷地内にインタンクの設置し、給油の手間を削減
④門型洗車機の設置し、洗車時間を削減
というようなことを実施されてきました。

その結果、定着率が格段にアップし、特に大型ドライバーは
ここ数年一人も辞めていないそうです。

また、分業制の導入により労働時間の短縮化や軽労化、
早期育成も実現されています。

ドライバー職に限らず、本当にその人がその業務をすべきなのか
改めて見直し、分業すべきところは分業制を
うまく取り入れていただければと思います。

おすすめ情報

分業制が会社を伸ばす

サービス/ロジスティクスプロバイダー経営研究会

概要
業績アップに特化した物流企業が集まる経営研究会!船井総研ロジが主催する研究会は、日本の物流業界をけん引する企業が一堂に会し、業績アップのノウハウを学びます。
詳細
https://www.f-logi.com/butsuryu/society/

サービス/物流企業向けコンサルティング

概要
当社が有する以下のノウハウを最大限に活用し、コンサルティングサービスを提供しています。物流業界に特化し、全国で300社以上の物流企業の業績アップコンサルティングを展開しています。
詳細
https://www.f-logi.com/butsuryu/consulting/

Pen Iconこの記事の執筆者

河内谷 庸高

船井総研ロジ株式会社 
執行役員 兼 コンサルティング本部 本部長

2006年 船井総研グループに入社。入社以来、運輸・物流業を中心に、業績アップコンサルティングを展開。運送会社・物流会社向けに、マーケティング戦略の立案や運賃交渉支援、デジタル化・業務効率化、ドライバー採用強化といったテーマをメインにコンサルティングを行っている。物流企業経営研究会「ロジスティクスプロバイダー経営研究会(会員数約300社)」を主宰。​​

≫ 物流企業向け経営コンサルティングについて、くわしく知りたい方はコチラ

その他の記事を読むArrow Icon

人気の記事

ページの先頭へ