第79回 人間性を高める〜船井幸雄の7ケ条の教え~
今回は「船井幸雄」の7ケ条の教えについて考察したいと思います。
船井総研グループの総帥である「船井幸雄」につきましては、このメルマガ 読者の多くの方がご存知かと思います。その「船井幸雄」の数々の教えの中で 筆者が毎年、手帳の一番最初のページに書き入れているのが以下の7ケ条です。
- (1)自慢しないこと
- (2)自己主張を必要最低限にすること
- (3)できるだけ他の者に自分を押しつけないこと
- (4)他人や他社を否定したり、悪口を言わないこと
- (5)他人の短所や欠点を指摘しないこと
- (6)脅したり、他人や他の存在をいじめたり足を引っ張らないこと
- (7)よほど世の中のためにならないこと以外については批判も慎むこと
コンサルタントという職業柄、多くの経営者や経営幹部、各種リーダーの方々とお会いし、意見交換やアドバイスなどを行います。
その大半の方々が、人生や社会における大先輩でもあります。
人間相手に、人間をサービス(商品)のひとつとして商いをしている我々コンサルタントには、一番欠けてはいけない教えであると思っています。
たとえば、営業職の方も販売職の方も人間相手に商談や接客を行って いるとすると、7ケ条の全てが自身の人間性を高める教えではないでしょうか。
人間関係につまずいたり、悩んだり、自信を無くしてしまった時などにはよくこの7ケ条を読み返します。
船井幸雄が何をもってこう言い伝えているのか、その言葉の本質的な意味を深く考える事によって、少しは自身のあり方が見えてくると筆者は思っています。
船井幸雄の数多くの教えの中で、来年の手帳にもまた書き加える7ケ条でした。