第66回 トップセールスマンのタイプ
前号のトップセールマン!その他のタイプを募集したところ、多くの 営業人間を投稿して頂きました。
いかに、日本のビジネスマンが仕事が好きで、努力をしているかがそれらのタイプにより、楽しく想像できました。
ご投稿頂いた読者の皆様ありがとうございました。
前号で書きました5タイプは
(1)御用聞き営業マンタイプ…まさに、顧客の要求をとことん聞き尽くす
(2)説得型営業マンタイプ…豪腕タイプ。
顧客に考える間を与えずに、商品を売る。容赦なく売り尽くすため、クレームも多い。
(3)納得型営業マンタイプ…とことん、顧客が納得をする事を心情とし、リピーターが多く発生する。また、顧客とのつきあいも永い。
(4)カリスマ(オーラ)型営業マン…その存在だけで、顧客が購買意欲が湧き出るため、売り込みは一切しないが、売れる。
(5)組織型営業マン…営業マンそのものの存在感はあまり感じられないが、上司や同僚を上手に使い、優れた組織力を前面に出す。
メンテナンスにかけては、一番か。
さて、小職の思いつかなかったタイプを投稿の中から抜粋して掲載します。
■懐飛び込み型営業マンタイプ…購買担当の方からの投稿
相手の懐に飛び込み、『ゴロニャン』っと振舞う事で、購買担当者の弟分的存在 ・子供的存在となる事を狙う。
相手の親心を誘う事で、他社より、購入予定商品の 情報などの引き合いを、優先的に引き寄せる力を発揮。(要は、可愛げがあるタイプ)
なお、1)3)5)のスキルを合わせ持つ事が多い。
⇒(赤峰評)いますね、このタイプ。
演じて出来るものではないと思いますので、 根っからの可愛がられる人間性を持った方だと思います。
■情報発信型営業マンタイプ…営業担当からの投稿
とりあえず情報交換の中で友好関係を作り、その中で何らかの売上をつくる売り方。
関係作りには相手に合わせたネタを持つことが必要であるが、どんなものにも 回答できる引き出し(ネットワーク)を持つことが重要。
⇒(赤峰評)受け手にとって価値のある情報を発信してくれる人はありがたい存在 です。
まさに、コンサルタントタイプではないでしょうか。
■気長な営業マンタイプ…総務担当からの投稿
いつ来ても、仕事の話などはしない。雑談や顔見せだけで訪問している。
しかし、こちらが「そういえば…と考えると彼の顔を一番に思い出す」のでついつい、連絡を取りこちらから商談を持ちかけてしまう。
もしかすると、彼の 術中にはまっているのかもしれません。
⇒(赤峰評)このタイプの方も、そう演じているのか自然体なのかは別として なんとなくの印象が深い人間像です。
周りに必ず一人はいそうな方ですね。
営業マンのタイプひとつ取っても、大変面白く興味深いものです。
ただ、言えるのは「他との違い」が必要で、その道で抜け出し『トップ』や 『スーパー』の冠が付くには、大きな努力と気配りと他人に認められる人間性 を併せ持つ事が肝要だと思います。