赤峰誠司の物流魂 2007.01.03

第41回 労働力不足時代~勝ち組企業への転進~

従来の荷主サイドから見た取引したい物流企業像とは、

(1)ローコストな物流サービスを提供する 
(2)高品質なオペレーション体制である

(3)改善提案を率先して行い、継続的なコストダウン・品質向上に取組んでいる

と上記3点がコンペやアウトソーシングの初期における判断基準でありまし
た。

しかし、ここ数年は大きく荷主企業の物流への意識も変わり選定の内容も
変化しております。

(1)継続した改善・改革の具現カンパニーである
(2)安定したオペレーションサービスを提供できる
(3)環境良化への取り組みを実践している、又構築している

今年1年を振り返ると、コスト重視の選定から品質・安定・環境へと荷主企業の視点が近代的な継続パートナーモデルへと変貌しています。

特に、安定したオペレーションサービスの提供を行うには今後の『労働力不足時代』を如何に乗り切り、雇用の確保とサービスレベルの向上を図るかが物流企業の経営を左右する大きな戦略となります。

ドライバーやリフトマン、夜間作業スタッフなどの人材は長くその仕事に 従事して、経験と教育によって品質が高まります。

安定した高品質な物流サービスを提供できるオペレーション型物流業には、荷主企業からのオファーによって、成長していきます。

如何に、雇用の確保と安定に注力し中長期の計画を立てて実践していく事ができるかが、荷主に求められる物流業であり、勝ち組企業への成長戦略とも言えます。

Pen Iconこの記事の執筆者

赤峰 誠司

船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員

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