第235回　2013年新春第1号

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

1億5千5百万円！

新年早々、とんでもないnewsが報道されていました。

皆様もご存知かと思いますが、1月5日にあった築地市場の初競りで、222kgの大間産本マグロが過去最高値で競り落とされたようです。

この価格は、昨年の過去最高値の約3倍らしく、「市場価格をゆがめている」等々の声も聞こえているようです。

しかし、何とも景気がいい話しであり、今年の日本経済も3倍増しとなれれば、幸先の良いイベントだっと振り返ることが出来るでしょう。

大間産の高級マグロに関わらず、物品にはその時々の状況に応じて、市場価格が確立されています。

市場価格は、供給と需要の逆相関で決定されます。

弱相関とは、供給が増えれば価格が下落し、供給が減ることで価格が上昇します。

需要が増えれば価格は上昇し、減れば下落するシクミのことです。

物流サービスにおいても、多くのサービスが市場価格は形成・確立されています。

輸送サービスや保管サービス、荷役サービスなど、我々プロのコンサルタントから見て、適切な価格とそうでない価格が散見しています。

先ほどの初競りのような縁起ものは別として、物流業界において現在提供されている物流サービスの価格についての妥当性を次号から考察してみます。

では、2013年も引き続き、F-LOGIメールをどうぞよろしくお願いします。

ご意見やご質問などございましたら、いつでもお気軽にどうぞ！

akamine@f-logi.com （アカミネセイジ）まで

※船井総研ロジ　ロジスティクス・インサイト」を当f-logiメールより発行しています。

毎月1回定期配信を行い、年12回の情報配信となります。

荷主企業、物流企業または物流に興味のある方は必見の旬なネタを定期的にお届けいたします。

「内容」
■プライムアジェンダ
船井総研ロジならではの視点で、ロジスティクス分野に関わる記事（トレンド/Ｍ＆Ａ/トピックス/法改正等）を掲載。

■ロジ・リーグ（インタビュー記事）
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■物流業界アーカイブ（セクター分析）
四半期に一回の、陸運/倉庫・運輸セクタートレンド分析リポートを作成します。

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どうぞご期待下さい。

次号へ続く。