赤峰誠司の物流魂 2020.11.05

運賃値下げ交渉のタイミング ~コロナ禍のいま、荷主と物流事業者がやるべき事(前編)~

先日、某荷主の物流部長さんから、「赤峰さん、荷動きが落ちて物流会社さんの営業アプローチが活発になっているようです。今、運賃値下げを交渉すると上手くいくのではないでしょうか?」と質問されました。

もしかすると、荷主の誰しもがそう思っているのかもしれません。

荷主に告ぐ!いま、運賃の値下げ交渉するのはかなりキケン

私の回答は「今は、絶対に値下げ交渉は止めるべき」です。

たしかに、運賃市況は需給バランスのうえ、相場が形勢されています。荷動きが悪化した今、供給減となり需要過多であるのは事実でしょう。物流事業者も、荷量が落ちたからといって直ぐに値下げをして貨物量を確保するのは、ひと昔前の手法です。

スポット運賃は今の情勢を反映して下落しています。ただし、それはスポット相場となりますので、通常業務として契約しているものには当てはめないほうが得策です。

物流事業者からすると、主要荷主から値下げの要求があると下げざるを得ない可能性はあります。しかし、それは正に物流事業者にとって「泣きっ面に蜂」となり、遺恨が残ることとなります。

荷主がいま取り組むべきこと

荷主企業がいま取り組むべきことは、以下の3点です。

1.業務プロセスの標準化
2.過剰サービスの洗い出しと撤廃
3.省人力化・DX化の取り組み推進

これら3点についての具体的な内容は次回お伝えします。

いずれにしても、コロナ禍の今、運賃を含めた物流費を下げる方法は、
値下げ交渉ではなく、自社の無駄を排除することと、社内外の連携を深め情報共有を迅速化することです。

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Pen Iconこの記事の執筆者

赤峰 誠司

船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員

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