協業が鍵:コスト削減と効率向上のための共同配送

Pen Iconこの記事の執筆者

山内 直樹

船井総研ロジ株式会社
DXL推進グループ マネージャー

外資系物流会社・航空会社を経て船井総研ロジへ入社。国際物流プロセス、オペレーション管理、品質管理、3PL管理を専門とする。
現在は主にEC事業者向け3PL企画並びに物流部門向け品質管理を行っている。​

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日本の物流業界は、2024年問題により重大な転換期を迎えています。運送コストの上昇が避けられない中、輸送キャパシティの供給も限界に近づいており、2030年までに全国で約35%の荷物が運べなくなる可能性があるという大手シンクタンクの予測も公表されています。

この問題に対応するために、荷主企業が単独で解決策を模索するのではなく、業界を超えた共同の取り組みも求められます。

物流の共同化が必要な理由とは?

このような背景の中、企業間での連携と共同作業の重要性が高まっています。これまで各社が個別に対応してきた物流の課題を、企業の枠を超え、共同で解決策を模索することが急務とされています。

そのための一つの有効な手段が「共同配送」です。共同配送は、複数の企業が物流リソースを共有し、効率的に商品を配送することにより、コスト削減と環境負荷の軽減を実現する方法です。

共同化実現の重要要素とは?

しかし、共同配送の普及はまだ十分ではありません。実際に導入されている事例も大企業が中心の印象が強いため普及していません。まだまだ多くの企業が、新しいシステムへの移行に際して、情報管理やコスト面に関する不安や疑問を感じています。そうした疑問を解消し、より多くの荷主企業が共同配送を活用することで、全体の物流効率を向上させることができます。

そういった共同配送を実現するためには何が必要なのか?一番大きな要素はファシリテーターとなる存在です。船井総研ロジは以前から共同配送のファシリテーターとして多くの中堅・中小の荷主企業に共同配送を実現・推進してまいりました。

共同化に向けて

今後、物流業界はさらに厳しい環境に直面することが予想されます。そのような中、共同配送のようなアプローチは、ただコストを削減するだけでなく、皆様の企業の持続可能な成長を支える鍵となります。まずは物流の未来を見据え、共同配送の取り組みに触れてみましょう。

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物量減少&制約条件のある企業でも実践できる共同配送ノウハウ大公開セミナー_船井総研ロジ

止まらない労働人口減少によるドライバー不足、物流の多様化により今までの物流体系を維持することがコスト以外の面でも難しい局面に入ってきています。

物流を変えなければいけないことは分かっているが、どんな方法があるのか分からない、そもそもネットワークが無いため検証が出来ないほか、ご相談を多くいただきます。しかし、荷主企業の皆さんは1社(特定の会社)だけで課題を解決しようとしていませんか?

そこで!!本セミナーでは、制約条件が多いけど物量が減少したから共同配送を実現したいという企業様向けに生の成功事例を徹底解説いたします。変化の大きいこの時代に、物流という生命線をサステナブルなものにするためのヒントとしてぜひご参加ください。

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山内 直樹

船井総研ロジ株式会社
DXL推進グループ マネージャー

外資系物流会社・航空会社を経て船井総研ロジへ入社。国際物流プロセス、オペレーション管理、品質管理、3PL管理を専門とする。
現在は主にEC事業者向け3PL企画並びに物流部門向け品質管理を行っている。​

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