中国帰りのコンサルタントの視点 2020.11.12

【号外】中国アリババグループ「独身の日」爆売り緊急レポート

 船井総研ロジの魏でございます。

 このコラムを執筆する直前にアリババグループの「独身の日」の爆売りイベントが一通り終了しました。今回は「独身の日」のレポートです。

1.中国巨大市場は30分で5.8兆円を売り上げるまでに成長

 まずはECプラットフォーム最大手のアリババグループが運営するプラットフォーム上での販売額をお伝えします。

 アリババグループは11月11日午前0時30分まで取扱高が3723億人民元(日本円で1元15.5円換算すると5.8兆円)で、アマゾンジャパンの年間売上(2019年の売上高は約1.74兆円)の5倍近くを30分で達成した結果となりました。

 また、独身の日の1日の総売上額は4982億元(約7.9兆円)と、昨年の独身の日に記録した2684億元の2倍近くまで急成長したことになります。

 アリババグループだけではありません。最大の競合であるJDドットコム(京東、JD.com)の同日の戦績を紹介すると、独身の日の1日の総売上額は2715億元(約4.3兆円)でした。アリババグループの陰に隠れてしまいましたが、昨年のアリババグループ全体の売上を追い越した結果です。

GMVが4982億人民元を突破したことを伝えるスクリーン(アリババグループ提供)

2.日本商品は、インバウンド需要の反動からEC市場で注目

 「独身の日」には世界89カ国・地域の25万余りのブランドが約1,600万点の商品を提供しました。コロナ禍で国外での爆買いができなくなった反動からか、中国国内での外国ブランドの伸びも顕著でした。

 「独身の日」終了時点の公開資料によると、日本からの輸入品の販売上位には健康食品や美容関連製品、粉ミルク、フェイスマスク、スキンケアが並びました。また、輸入品部門では日本輸入商品が地域・国別で堂々の1位。そのなかでも、美顔器メーカーのヤーマン(YAMAN)が輸入ブランド首位に立ちました

 それ以外では、日本の花王、ユニ・チャーム、ユニクロ、資生堂が販売ランキング上位に名を連ねています。

 特筆すべきは、日本の誰もが知っている有名ブランド以外の商品でも「独身の日」で、中国式の売り方でチャレンジすれば、大きな売上をあげられることを多くのブランドが証明しました。それと同時に、昨年までインバウンドでの爆買いをしていたユーザーが中国国内のECでの爆買いにシフトしたことを証明しています。

 中国巨大市場はまだまだ日本商品、日本ブランドを必要としています。

3.今からでも間に合う、中国巨大市場へのチャレンジ

 当社では、マーケティングリサーチ、日本からのダイレクト販売販路紹介、国際配送のフルサポートをセットにした巨大市場への参入サポートを行なっております。マーケティングとロジスティクスを組み合わせたパッケージ商品といえるでしょう。

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 中国EC市場はまだまだ発展し続けます。できるだけリスクを回避してテストマーケティングから始める中国巨大市場のチャレンジをぜひご検討ください。

Pen Iconこの記事の執筆者

魏 仙麗

船井総研ロジ株式会社

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