中小物流会社デジタル化のポイントと事例を公開!「運送業界におけるデジタル化による効率化&高収益化セミナー」

昨今、物流業界においても”働き方改革”・”高生産性の実現”・”時流適応の経営”などが求められており、「デジタル化」に着目している企業も多いかと思います。本セミナーでは、東運輸株式会社 代表取締役 飯田 武徳 氏をお招きし、中小物流会社がデジタル化を進めるために重要なポイントについて、実際の事例を交えてお伝えしました。

講座概要

第一講座 運送業におけるデジタル化とは
第二講座 たった半年で労働時間を年間1万時間削減できた理由
第三講座 デジタル化成功事例紹介10連発

第一講座 運送業におけるデジタル化とは

Digitize or Die

物流会社のデジタル化が進んでいく中で、非デジタル化企業は荷主・社員から選ばれれなくなります。
まずは、物流業界においてデジタル化が求めらている背景を知る必要があります。

物流会社もデジタル化が求められている3つの背景

1. 働き方改革・コンプライアンス重視時流への対応
2.高生産性・高収益性の実現
3.BCPや時流適応経営の実現

そのため、下記の3つのデジタル化戦略キーワードを元に、自社でも物流会社におけるデジタル化の目指す姿を再度確認して、積極的に取り組んでいきましょう。
1.テックタッチ強化  → クラウド化ペーパーレス化
2.属人業務の半自動化  → スモールAI
3.リアルタイム経営  → OCR、RPA、BI

第二講座 たった半年で労働時間を年間1万時間削減できた理由

業界トップクラスの高収益体質になった取り組み

東運輸株式会社 代表取締役 飯田 武徳 氏をお招きし、デジタル化によって半年で労働時間を年間1万時間削減できた理由についてお話いただきました。

東運輸のミッション(「働く人たちが『誇り』に思える業界をつくる」)達成の一助になると確信したことで、デジタル化の推進を始めました。

そこで、本レポートでは、半年間でデジタル化に成功した飯田氏が考える「物流会社がDX化を進めるポイント」について、一部抜粋してお伝えします。

以下5点が重要なポイントになります。
①デジタル化の対象業務を挙げる
②TOPと現場の両方の意識を変える
③一気に導入し一気に仕組みを変える
④削減効果を常に計測し、最適化を図る
⑤物流だけに目を向けず他業種の事例も参考にする

東運輸株式会社でも、デジタル化を進めていく上で、途中社員とのすり合わせが上手くいかず思うように進みませんでした。しかし、コロナ禍でデジタル化についての世論が高まり、一気に推し進めることができました。
皆さんも、短期間でデジタル化を進めるためには、“タイミング”と“トップダウン”を意識して、取り組みましょう。

第三講座 デジタル化成功事例紹介10連発

RPA×OCRによる業務効率化

デジタル化を進めていく上では、「コスト削減」以外の効果やメリット(業務の効率化や営業力アップによる、売上・品質の向上など)を把握することが重要です。

そこで本レポートでは、無料DXツールの活用による、生産性向上に繋がる5つの事例をお伝えします。

①配車指示をオンライン上で完結

一括で配車表を作成しドライバー個人ごとの票に自動反映させる仕組みです。

②給与明細や運行明細のオンライン化

給与明細や運行実績のデータ共有。随時確認してもらうことで、月末確認してもらうことで、月末の給与計算時の見直し・チェック作業を大幅に削減出来ます。

③各種報告はGoogleフォームを活用

報告やアンケートなどをフォームにして展開回収のためが削減し、分析も容易になります。

④庭先情報や作業マニュアルを共有

一目で配送先地図が分かるようにGoogleマイマップに各配送先をプロット
新人ドライバーや初めてのコースでも迷わないように配送先の庭先情報や作業マニュアルもスプレッドシート共有出来ます。

⑤営業用に配送先マップをHPに記載

配送先を共有し、エリアを視覚化することで共配などの営業に効果的です。

皆様の会社では、デジタル化は進んでいますでしょうか。
今から始められる方は、まずはこうした無料ツールの活用から取り組んでみてはいかかでしょうか。

第四講座 まとめ

デジタル化を進める目的は?

デジタル化を進める目的は?

1.属人性の排除・標準化の実現
2.ダイバーシティ経営の実現
3.業務品質の向上
4.省人化・省力化
5.経営判断のスピード化

上記の目的を改めて整理し、自社に合ったデジタル化ステップの踏み、生産性(付加価値/時間)を向上させる必要があります。

受講者の声

デジタル化に関する知識やその必要性に関する認識が深まったので、導入を積極的に進めていこうと思った。
また、どの講座もとても聞きやすく、あっという間の3時間でした。ありがとうございました。
(運送会社 T社)

東運輸さんの事例は非常に興味深かったです。自社でも社内でチャットワークを始め、様々なツールを使い始めて4ヶ月。弊社の規模感でどこまで突っ込むべきなのかはまだ判断付きませんが、配車マンの負担を何とか減らしたいと思います。
(運送会社 S社)

大変興味深い内容でした。弊社は夏までに会計FREEEとチャットワークを導入予定ですがその他のソフトについては検討したことが無かったので調査してみたいと思います。
(運送会社 F社)

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