「物流戦略再構築セミナー」経済環境変化と働き方改革に備える物流戦略とは?
2021年2月9日に「物流戦略再構築セミナー~経済環境変化と働き方改革に備える物流戦略とは?~」を開催いたしました。
現在、コロナ禍により配送費は落ち着きを見せておりますが、2021年4月より徐々に従来の上昇傾向を取り戻すであろうと当社では予測しております。
ある程度の物流費上昇は受け入れざるを得ない状況ではありますが、一番の問題は物流費が相場次第という主体性のなさであり、自社で物流費を管理下に置くことの重要性が見過ごされていることにあります。本セミナーではこれらのDX、AIの発展が物流戦略にもたらす影響と昨今の物流時流を踏まえ、お客様が取るべき物流戦略をお伝えしました。
目次
講座概要
第一講座 物流戦略再構築にあたって持つべき視点
第二講座 経済環境変化と働き方改革に備える物流戦略とは?
第一講座 物流戦略再構築にあたって持つべき視点
物流費を管理下におくための配送ネットワークの考え方
第一講座では、管理可能なネットワークのあり方を詳しく紹介した。
路線便配送は利便性が非常に高いが、ほぼ管理不可といえる。ポイントは物流コストの中でも最大の構成比を占める配送費を管理下に置くことである。
そのためには幹線+面配送、拠点分散が必要になる。貸切便での運行になるが、貸切便には調達コストが安定していること、原価計算が可能で価格の妥当性判断ができることが路線便に対する優位性となる。
必ずしも安価であることありきではなく、管理の観点からは計画値が算出できて、日々の運用の中で実績値と計画値の乖離分析ができることが重要である。
第二講座 経済環境変化と働き方改革に備える物流戦略とは?
物流費の値上げ、労働環境の変化、DX・AIの進展など、環境が変化する中で半歩先を見据えた物流戦略再構築
第二講座では、物流戦略再構築に、すぐ動ける取り組みを紹介した。
従来の物流戦略のままではロジスティクスの非効率を招き、企業の利益構造に大きな影響を及ぼすことは容易に想像がつく。
コロナ禍における経済低迷が続く以上、事業を展開する企業は、感染対策に加え、物流戦略策定・ロジスティクス再構築に取り組む必要があると考えられる。
そのため、拠点設置・輸配送・倉庫設計・管理&コントロールを軸にした物流戦略を今すぐ実行する必要がある。
受講者の声
勉強のため、本日の講座を受講しました。コスト削減, 安定物流の確保, 倉庫作業員不足の対策などの、多くの取り組み事例から紹介していただきましたので、非常にいい講座だと思います。ぜひとも、このようなセミナーが次回またあるのであれば、参加したいと思います。
(通信事業会社)
弊社は物流戦略再構築を検討していますが、どんな視点から考えていいのかよく分からないので、なかなか進んでいません。本日の講座では、現状課題の分析手順について詳しく紹介していただきましたので、非常に勉強になりました。
(化学工業会社)
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