食品卸向けSMセンターコスト削減セミナー
2020年8月27日(木)に「食品卸向けSMセンターコスト削減セミナー」を開催しました。
食品卸・小売業界は、業態を越えた競争の激化やM&Aによる業界再編、ライフスタイルの変化など、まさに大きな変化を迎える局面にあります。そのような中で、物流管理者の多くは「センターに求められる機能が変化し、効率が低下している」「物量波動の状況が変化して、収支が悪化している」「取引先の店舗の運営条件が変化し、センター業務を再設計しなければならない」「作業員が集まらず人件費が増えるが、自動化を検討すべきか」などの様々な課題に直面しています。
本セミナーでは、食品卸・小売業における競争力強化のための戦略を“物流コスト” という切り口から解説し、物流コスト削減を成功させるプロの手法を紹介しました。
目次
講座概要
第1講座 | 食品流通の物流管理者なら必ず押さえておくべき物流管理項目 |
第2講座 | 課題はどこにある?物流機能別物流コスト削減にむけた現状分析のメソッド |
第3講座 | 運送会社の切り替えだけじゃない!物流センター内で取り組める物流コスト削減の手法 |
第1講座 食品流通の物流管理者なら必ず押さえておくべき物流管理項目
食品流通の物流担当者を悩ます共通課題と重要管理項目
コロナウィルス発生による消費者行動の変化はスーパーマーケットの店舗だけでなく物流にも変化をもたらしました。
食品流通の物流担当者は、販売変化に対応するためにセンター業務の改革が必要になっています。
「共通する課題」は必要スペース、人員配置、タイムスケジュール、商品波動対策などが挙げられます。
そのような転換期にある中で、物流担当者が本当に管理すべき項目は何なのか?を解説しました。
特に、生産性KPIの作業工程別管理と物流要件を定量的に定点観測はすることが、大きく変化する時期に必要な活動です。
第2講座 課題はどこにある?物流機能別物流コスト削減にむけた現状分析のメソッド
物流コスト削減のためにマスターすべき、「現状分析」の手法
物流コスト削減に向けた現状分析のメソッドを、保管コスト、荷役コスト、配送コストの3つの切り口で紹介しました。
保管、荷役、配送それぞれの業務における重要管理項目を明確にし、スペースや物量、作業工数、積載率のデータを記録・蓄積していきます。
現場を数値で把握し続けてることでコスト削減の上で解決すべき課題が見えてきます。
第3講座 運送会社の切り替えだけじゃない!物流センター内で取り組める物流コスト削減の手法
従来の物流コスト削減手法はもう限界!?成功事例から学ぶコスト削減手法
物流会社への値下げ要請や安価な物流会社への切替などにによるコスト削減には限界がきています。
物流コスト削減は、荷主企業が主体となって取り組む時代になっているのです。
そこで、本講座では(1)緊急補充発生による作業効率低下を改善する事例、(2)ステージングエリアの効率化の2つの事例を通して、物流センター内で取り組めるコスト削減の手法を紹介しました。
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