デジタル化・マーケティング強化策を紹介!3PLビジネスの事業拡大を目指す勉強会【2020年7月ロジスティクス4.0・3PLビジネス研究部会】

新型コロナウィルス感染症予防対策のため、2020年7月7日の7月ロジスティクス4.0・3PLビジネス研究部会はzoomを用いた「オンライン研究会」を行いました。
研究部会は二つの講座と情報交換会の三部構成で実施し、講座では船井総研ロジより橋本と河内谷が、コロナ禍の今やるべきことについて、またデジタル化やマーケティング強化策についてお話ししました。

講座概要

第一講座テックタッチによる接点強化のポイント
第二講座2020年後半 マーケティング強化

第一講座 テックタッチによる接点強化のポイント

コロナ禍で進まざるを得ないデジタル化

コロナウイルスの影響でデジタル化が急加速する時代において、物流会社でもデジタル化を進め、顧客との接点を増やしていかなければいけません。

今まで通り大口顧客に個別でフレキシブルにアプローチし満足度を高めるだけでなく、これからは見込みが薄い顧客層に対してもデジタルの力を活用してより広範囲に対応(テックタッチ)していく必要があります。
そのように、数は多いけれども従来人材を割けなかった見込みが薄い顧客層や求職者に焦点を当てることで新規案件の獲得や入社数の増加に繋げることができます。

そこでまずはテックタッチの切り口として、下記を有効活用してみましょう。

(1)新規の荷主企業に対して、ウェブサイトにチャットボットを設置し問い合わせ数増加を図る
(2)既存の荷主企業に対して、メルマガ(メールニュースレター)発行による接点強化
(3)新規の求職者に対して、オンライン説明会&面接で採用力アップ
(4)G Suiteの活用など、社内ツールのデジタル化

第二講座 2020年後半 マーケティング強化

マーケティング活動の強化でAfterコロナに差をつける

2020年後半に取り組むべき『withコロナの経営戦略』として、以下の5項目が挙げられます。

(1)財務強化
(2)BCP(事業継続計画)の策定
(3)マーケティング活動の強化
(4)デジタル化・自動化の推進
(5)幹部・管理職の補強・育成

「(3)マーケティング活動の強化」において、物流企業のマーケティング法としてテレアポやDM、WEBサイトの強化など営業活動手段があげられます。
その中で自社の商品・サービスにはどの手段が適応しているのかを見極めていくことが重要です。
例えば、自社の商品が独自性が強いものであるならば、Webサイトを強化しても検索されにくいので、PUSH型営業活動手段であるTELアポを強化していく必要があります。

景気低迷は景気低迷は長期化すると予想されています。
その時までに自社の特徴に合ったマーケティング活動を準備しておけば、景気が回復するとともに業績アップが見込めます。
今のうちに上記を取り組む企業がコロナ時代を勝ち抜く企業になるでしょう。

受講者の声

Google無料アンケートを導入したい。集計など効率的であれば次回社内アンケート調査に活用する予定です。
(物流会社 D社)

自社YouTubeチャンネルの開設を行っていきたいと考えております。弊社でも、すでにアカウントを取得し準備ができましたが、具体的な運用までには至っていません。下期中に目的と運用を定め、いつ、だれが、どのように進めるのか社内システム室との連携を取ります。
(物流会社 J社)

情報交換会にて各社様の取り組み、視点を共有できたことは大変有意義でした。
次回までに多能工マップのひな型を作成します。
(物流会社 N社)

おすすめ情報

ロジスティクス4.0・3PLビジネス研究会

概要
既存の3PLビジネスを事業の柱として伸ばしながら、ロジスティクス4. 0の先駆者となるための様々を最新技術を学んでいきます。省人化・標準化のための取り組みをはじめ、AI・ロボットなどのITテクノロジーなどについて学び、情報交換を通じて自社に生かしていきます。
また、現場改善や人材採用・育成などのテーマについても取り上げています。
詳細
https://www.f-logi.com/butsuryu/society/logistics-3pl/

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