燃料トレンドレポート　2023年9月22日号

ウィークリーオイルマーケットレビュー

概況

9/7～9/13のNYMEX・WTI先物市場は86.87～88.84ドル
の範囲で推移した。
9月14日は、先週のサウジ・ロシアの年末までの追加自主
減産の継続発表の中、今週の石油輸出国機構（OPEC）、米
国エネルギー情報局（EIA）、国際エネルギー機関（IEA）の相
次ぐ、年末に向けての需給ひっ迫・原油価格上昇の予想で、
上昇、2022年10月以来10か月ぶりの高値、90ドル台に乗せ
た。中国の景気対策としての銀行預金準備率の引き下げ発
表があり、欧州中央銀行（ECB）では0.25%の金利引き上げ
が決まったものの、利上げの打ち止めが示唆されたことか
ら、中国・欧州の景気回復期待が強まったことも上昇要因。
10月物終値は前日比1.64ドル高の90.16ドル。

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発行：一般財団法人日本エネルギー経済研究所石油情報センター

石油に関する情報を様々な形で提供している「一般財団法人日本エネルギー研究所石油情報センター」による、最新石油市場動向に関するプレスリリースを引用しています。