面接は最終確認の場
面接はどんな人と働くのかや、会社の雰囲気など、数値化できないことをチェックするためのものです。
「面接で詳しくお伝えしますので、まずはご応募ください」というのは、今の時代やってはいけません。 【4/11開催】応募を集めている会社の採用手法30連発セミナーの詳細をみる
目次
いい人材からの応募が来ない理由
人員募集の求人情報に、具体的な勤務時間や仕事内容を載せられないという会社さんがよくあります。
変則的な業務時間であったり、コースごとに動きが違うので「変な誤解をされたくない」や「面接の場で説明して納得してもらう(口説き落とす)」という理由からですが、それでは今の時代いい人材からの応募が来ません。
会社に応募するのは、ホームページやSNS、クチコミなどであらゆる情報を得て”納得”してからだからです。面接は知る場ではなく、確認の場だからです。 ある会社でホームページから応募してきた人のデータを取りました。
ホームページから応募してきた人のデータ事例
応募者は平均して、初回のアクセスから1.5日後に応募をします。 またその間2.0回ホームページにアクセスし、合計7ページを閲覧します(重複含む)
いい人材ほどあらゆる媒体から丁寧に情報収集をし、比較検討をしています。
この傾向はYouTube等の動画サイトの利用者増で加速しました。
関連するコラムをよむ
「採用DXは応募者の増加につながる」をよむ
入社しなくても情報を収集できる時代
動画サイトを利用することで業界のブラックな事情やリアルな手取り給与、いいところ、悪いところなど、少し前まではやってみないと分からなかったことが、やる前に分かる時代になりました。
そして真面目な方や未経験者ほど、そういった情報をよくチェックしています。ホームページ、SNS、動画サイト、クチコミ、まとめサイトなどあらゆるところから情報を集めて、納得できてから応募します。
面接は”最終確認の場”です。
「会社に来てもらえば、うちの良さを分かってくれる」というのは通用しません。
企業がいま取り組むべきこと
これらの求職者の心理を理解したうえで、企業は何をすべきでしょうか?
一つ目は情報の網を広げることです。 具体的には ・ホームページでの公式情報 ・YouTubeやtikitokなどの動画系 ・InstagramやTwitterなどの画像系 などを使いこなすことです。
特に他社からの評価を気にしますので、SNSのいいね数や、フォロワー数も求職者は見ています。ハッシュタグをつけて社名を拡散してもらえるような映えるトラックデザインなどは理想的です。
二つ目に疑問や不安を応募前にいかにつぶすかということです。 具体的には、チャットボット導入です。考えうるあらゆる質問をチャットボットに入れ込んでおき回答してもらいます。 「電話して聞く方が早い」と思う方もいるかもしれませんが、匿名で利用できることが大事です。
チャットボットは作って終わりではなく、求職者からの質問を定期的に追加してメンテナンスすることが重要です。
関連セミナー/応募を集めている会社の採用手法30連発
以下のような方におすすめのセミナーです!
・ドライバーが採用できず売上を伸ばせていない
・担当者・営業所に任せきりで費用対効果や状況を把握できていない
・ドライバーの平均年齢が高く数年後が心配
・条件面を変えられず求人の魅力が他社に負けている
・人が採れている会社の採用手法を知りたい
関連資料を無料でダウンロード/若手ドライバーを獲得する新採用手法
感染症の流行により採用市場、求職者が企業に求めること、選考方法などが大きく変わっています。この事実を正しくつかむことができず、従来のやり方で採用活動を行っていませんか?若手ドライバーを採用したい経営者は、ぜひ資料をダウンロードください
サービス/ロジスティクスプロバイダー経営研究会
- 概要
- 業績アップに特化した物流企業が集まる経営研究会!船井総研ロジが主催する研究会は、日本の物流業界をけん引する企業が一堂に会し、業績アップのノウハウを学びます。
- 詳細
- https://www.f-logi.com/butsuryu/society/
サービス/物流企業向けコンサルティング
- 概要
- 当社が有する以下のノウハウを最大限に活用し、コンサルティングサービスを提供しています。物流業界に特化し、全国で300社以上の物流企業の業績アップコンサルティングを展開しています。
- 詳細
- https://www.f-logi.com/butsuryu/consulting/