自由と自立

Pen Iconこの記事の執筆者

橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

総合コンサルティング会社の株式会社ENERGIZEでは、新入社員でも、チームメンバーから”自立メンバー”と認められれば、働く場所や時間を、自由に選べるそうです。

社員の裁量自由度を、役職や職種、個人成績などではなく、自立度で決めるというのは、とても理に適っています。

また、上長だけではなく、同僚も含めた皆の評価で決めるというのが、すばらしいと感じます。

船井総研グループ創業者の舩井幸雄は、企業は、できるだけ規則を少なく、自由にした方が、業績は上がると説きました。

なぜなら、人間は本来、自由を好むものだからです。

ただし、一方で、躾は「人間として生きていくための最低限の”クセづけ”のことであり、他人から見て安心できる人間にすること」と定義づけて、大切にしていました。

舩井幸雄の説いた、『最低限のクセづけ』とは、以下の5つです。

①約束を守る
②自主的にやる
③逃げない
④自慢しない
⑤人の足を引っ張らない

自立メンバーとは、これらができている人だと思います。

『奇跡の組織 「最高の働き方」を導き出すセムコスタイル5つの原則』(光文社)
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船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

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