成長の定義を示す
”成長”とは、何か?
今は、「成長できる環境であること」を、就職先企業選びの第一条件に挙げる就活生が、大きな割合を占めます。
しかし、冒頭の質問にちゃんと答えられる人は、あまり多くない印象です。
そこで、企業としては、彼らと、この大事な”成長”という言葉の定義についてコンセンサスを取る必要があります。
本日開催した、当社船井総研ロジの内定者研修では、当社における”成長”の目的と意味について、あらためて伝えました。
就活中と現時点では、受け留め方が変わってくると考えたからです。
まず、社会人が(企業も)成長する目的は、世のため人のためでしょう。
成長するために仕事があるのではなく、世のため人のための仕事を果たすために成長するのです。
そして、成長の基礎的定義は、「できなかったことが、できるようになること」です。
また、成長には、技術的成長と人間的成長があります。
技術的成長は、「自分の仕事に関して、素人にはできないレベルでできるようになること」です。
人間的成長は、「性格が変わること」です。
「私は、こんな人なんです」と開き直る人は、自身の成長の可能性にフタをすることになります。
特に初期は、こんな定義の話が重要だと思います。