革新的なアイデアを生む方法
ハーバード・ビジネス・スクールの教授等が、ビジネスイノベータの研究結果をまとめた良書『イノベーションのDNA』の中には、「革新的なアイデアはどのように生まれるのか」について、考察した箇所があります。
多くの人は、革新的なアイデアを生み出せる人には、その能力が、少なからず生まれつき備わっていると考えていると思います。
しかし、本書は、それは違うと指摘しています。
ビジネスにおいて、革新的なアイデアが生まれた経緯を調べてみると、多くの場合、次のようなきっかけがあったと言うのです。
・現状に意義を投げかける質問
・技術や企業、顧客などの観察
・新しいことを試した体験や実験
・重要な知識や機会に目を向けさせてくれた会話
どれも、意識して行なった体験です。
つまり、革新的なアイデアを生み出せる確率を上げるためには、「意識して、現状を疑い、外部環境を観察し、新しいことを試し、他人と接すること」が有効なのです。