AI時代の人間の役割

Pen Iconこの記事の執筆者

橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

「AIが進化していけば、人間の役割はどうなるのか?」について、様々な場で、議論されています。

中には、SFの世界で語られるような、AIが人間を支配する未来を危惧する人もいます。

しかし、歴史学者、哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ博士は、その危険性はないと述べています。

なぜなら、何かを支配するためには”意識”が必要ですが、AIには、それは持てないからです。

AIには、”知能”は持てますが、”意識”は持てないと、ハラリ博士は説きます。

知能とは、問題を解決する能力です。

意識は、痛みや喜び、愛、怒りといったものを感じる能力です。

例えば、鳥には意識があります。

しかし、鳥よりも速く飛べる現代の飛行機は、コンピュータが組み込まれており、知能はありますが、意識は持つことができません。

つまり、人間には、意識寄りの役割は、確実に残るということでしょう。

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橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

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