世界からなくなってしまうもの
マイクロソフトの3代目CEO、サティア・ナデラ氏が、CEO就任スピーチで最も強調したテーマは、ミッション経営についてです。
同社が、唯一無二の存在になるために、存在意義の再発見の重要性を訴えたのです。
ナデラ氏は、このテーマを以下のようなたいへん解りやすい言葉で、表現しています。
「マイクロソフトが消えてしまったら、世界からなくなってしまうものを発見しなければいけない」
唯一無二(オンリーワン)とは、換言すれば、”代替不可”です。
自社がなくなっても、すぐに他社の商品・サービスで賄えるとしたら、自社の存在意義は薄いということです。
各社とも、力相応のマーケット内で、発見すべきものでしょう。