「自動車事故報告書等の取扱要領」の一部改正と健康経営

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古田 和貴

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部 
チームリーダー シニアコンサルタント

中小の運送・物流企業に向けた、業績アップコンサルティングを展開。ドライバーの採用・育成・定着やマーケティング戦略の立案・販促・営業力強化の支援をテーマにメインにコンサルティングを行なっている。特にドライバー採用に関するノウハウを数多く持っている。

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自動車事故報告書の「推定原因」

国土交通省自動車局長から「自動車事故報告書等の取扱要領」の一部改正について通達がありました。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)が疑われる居眠り運転・漫然運転をともなう事故が発生した場合、自動車事故報告書の「推定原因」に事故の原因として疑われる疾病名を明記するよう改正されました。

これまでも運転者の疾病により事業用自動車の運転を継続できなくなった事故については、「自動車事故報告書等の取扱要領」により報告するよう指導がありました。しかし、SASが原因と疑われる事故については、きちんと報告がされていない状況がありました。

SASスクリーニング検査の実施割合

トラック業界のSASスクリーニング検査の実施割合は、約3割~4割です。バス・トラック・タクシーの3業界の中では2番目に実施率が高くなっています。

全運転士をSAS検査の対象としている企業が27%、決まった期間で定期的にSASスクリーニング検査を実施している企業が24%と、トラック業界は検査対象者・頻度ともにバラつきのある傾向にあります。(引用元:NPO法人睡眠健康研究所 業界別:SAS(睡眠時無呼吸症候群)検査の実施割合)

健康経営の取り組みを強化

近年、健康経営への取り組みが注目される中で、運送業界でも健康経営優良法人の認定を受けている企業を多く見ます。労働環境の改善に加え、栄養管理士による栄養指導や禁煙サポートなど社員が健康で長く働けるような取り組みをしている企業が増えてきています。

労働力人口の減少が本格化していく中で、健康で長く働いていくためにも会社としての大切なのではないでしょうか。

ぜひ、この機会に社員のさらなる健康に向けて、健康経営の取り組みを強化してみてはいかがでしょうか。

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