館内物流(読み方:かんないぶつりゅう)

館内物流とは、ビルや大型商業施設など一つの建物に入っている複数のテナントに対して、一括して荷物の配送・集荷を行い、建物へのスムーズな貨物の搬入や建物内移動の効率化を図る仕組みのことである。
館内物流は、施設だけでなく、施設を利用するお客様、入居するテナント、施設周辺の地域社会、運送会社、それぞれにとってメリットのある仕組みである。

メリット

・トラックヤードの回転率アップ
トラックヤードで一括して荷物を納品できるので、ドライバーが店舗への配達時間を節約できるうえ、駐車スペースの回転率もあがり、周辺道路に与える影響も低減できる

・テナント側の荷受け作業の効率化
各運送会社から施設に届いた荷物は、テナントごとに仕分けして配達されるので、複数の運送会社から届いた荷物が集約された状態で届く。これによって、テナント側の受取回数の削減が期待できる
など

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