10個挙げてください。
コピーライティングの神様、仲畑貴志氏は、自身の広告制作事務所の採用面接の際、次のような質問をするそうです。
「あなたがよいと思うコピーを、10個書いてください」
この質問だけで、相手の能力は、だいたい判ってしまうと言います。
なぜなら、コピーの良し悪しを見分けるセンスがあれば、自分自身が書いたコピーの出来も判断できるはずだからです。
審美眼を持っていない人が、よいものを創れるわけがありません。
その資質を測るのに、10個もの数を挙げてもらうのがよいのでしょう。
少ない数であれば、挙げることができる人が多く、能力は判りません。
特にクリエイティブな職種の採用面接の際には、使える質問です。