気を配る仕組み
マネジメントの要諦は、”見てあげること”でしょう。
管理職は、各メンバーの業務の状況、メンタルの状態、体調、および私生活の状況までに、気を配っておく必要があります。
では、管理職に、そのようなマネジメントをしてもらうためには、どうすればよいのでしょうか?
それは、各メンバーの状況の定期報告の場を持つことです。
例えば、私の管轄する組織では、毎週月曜日に、各管理職をオンラインで集めて、全メンバーの状況を共有する場を持っています。
この場があることで、少なくとも週に一度、それぞれが配下の全メンバーの状況を意識することになります。
常に気を配るようになるに向けての第一歩です。
また、現時点で、誰がメンバーをよく見ていて、誰があまり見ていないかが、明らかに判ります。
そこで、私が自分の見立てを示すことにより、意識をすり合わせることができます。
できるだけ短期スパンで実施するのが、よいと思います。