ビジョン策定力アップの訓練法
リーダーシップの秘訣は、たったひとつです。
私は、自分がこれからどこを目指すのかを知っているし、ゼネラル・エレクトリックのすべてのメンバーも、私がこれからどこを目指すのかを知っています。
(ゼネラル・エレクトリック 元会長 ジャック・ウェルチ氏の言葉)
組織ビジョンを創ることは、リーダーの最も重要な仕事です。
では、どうすれば、リーダーとして、組織の道標になるようなビジョンを創れるのでしょうか?
大阪の進むべきビジョンを大きく掲げ、改革を推し進めた元政治家、橋下徹氏は、「一律のやり方はない」としながらも、ビジョン策定力アップにつながる日課を紹介しています。
それは、「主要な新聞五誌などを読み、様々なニュースに対して、”自分はこう考える”という持論を頭の中で構築する作業をする」というものです。
めぼしいニュースについて、課題を探り、自分なりの解決策を考えるという訓練を、毎日、やっているそうです。
組織ビジョンとは、組織のあるべき姿です。
自身と無関係なニュースなら、客観的に、冷静に現状を捉え、あるべき姿をイメージすることができるでしょう。
確かに、ビジョン策定力アップのための訓練には、最適だと思います。