時流を読む力を養う
ニトリホールディングス会長の似鳥昭雄氏は、景気の浮沈を上手に読んで、事業を拡大してきました。
不景気になったら、積極的に設備や人材採用に投資をするのです。
似鳥会長は、「景気を読むためには、米国経済を定点観測することだ」と述べています。
米国の時流は、我が国よりも10~15年先を行っているため、定期的に視ておけば、先が読めると言うのです。
これは、弊社船井総研ロジが、最低でも2年に一度、『米国先進物流企業視察セミナー』を主催する目的と同じです。
Webによって、技術的な面では、我が国と米国の差は縮まっています。
しかし、国民性や商慣習の違いから、ビジネスモデルの先進性は、やはり米国の方がリードしているため、視察が必要です。
ただし、似鳥会長は、なんと毎年5月と10月の年2回、米国の市場動向を視察に行っているそうです。
また、年間約1200人の社員を引き連れて、米国で研修も行なっています。
”タイムマシン経営”、極まれりですね。
ニトリが不況を経るにつれ成長した理由、似鳥昭雄会長に聞く
https://www.news-postseven.com/archives/20190512_1366233.html