ミッション=調達
経営トップの重要な仕事のひとつは、”調達”です。
人材や資金といった経営資源を調達することです。
破竹の勢いで伸び続ける物流企業、富士運輸の社長、松岡弘晃氏は、社員数が1,400名を超えた今でも、応募者の最終面接を自ら行なっています。
その数は、毎月数十名に上ります。
多くの物流企業が、ドライバー等の現場人材の面接は、現地の責任者が、地元で行ないます。
しかし、松岡社長は、現地でピックアップした人材を、最終面接では奈良県奈良市の本社へ呼び、個別面談をするのです。
目的は、①自社に合うかの見極めと②逸材の適所配置です。
このため、同社では、各所に適材がおり、また現場の士気も非常に高いです。
調達は、経営トップが、でき得る限り手放してはいけない重要な仕事です。
現場最前線の人材の調達なら、なおさらなのだと思います。