認識の喜びを創る

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橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

ダイレクトマーケティングの時代にあっても、マス広告の効用は、間違いなくあります。

なぜなら、人間は、視たことがあるもの、聴いたことがあるものを、よいものだと勘違いしてしまうことが、多いからです。

例えば、人は、美術作品を観て、以前にこれが有名な作品だと習ったことを想い出すと、「あ、これだ!」という認識の喜びを感じ、その高揚感を作品から来たものだと思ってしまうものなのです。

このような人間の特性を利用しない手はありません。

特に、地域商圏での戦いでは、有効でしょう。

現に、弊社会員企業でも、地方局でテレビCMを放映したり、エリア限定で高頻度にWeb広告を展開したりするなど、積極的に露出度を上げていっている企業は、ブランドが認識され、業績アップに結び付いています。

※参考図書:デレク・トンプソン著「ヒットの設計図」(早川書房

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