テンションが高い人に注意
「面接の時は、メチャクチャ元気でハキハキしていて、やる気満々だと思ったのに、採用してみると、予想外にショボい人材だった」という経験を、多くの企業がしたことがあるのではないでしょうか?
なぜこのような間違いが起きるかというと、モチベーションとテンションは違うからです。
テンションが高くても、モチベーションは高くない人間は、実は、たくさんいます。
むしろ、テンションが高過ぎる人間は、要注意だと言ってしまってもよいでしょう。
なぜなら、心の中の傷や不安を、隠したり、抑えたりするために、無意識にテンションが上がっている可能性があるからです。
または、他責型思考による過大な事前期待感が、テンションを上げている可能性もあります。
どちらの場合も、小さなきっかけで、心が折れてしまう危険性が高いと言えます。
ですから、面接の時に、異常なほどテンションの高い人間には、注意する必要があります。
逆に、モチベーションは高いが、テンションは低い人間もいます。
こういう人のテンションを平均まで上げて、成果を出せるようにするのは、そう難しいことではないと思います。
面接の時は、相手のテンションに惑わされずに、モチベーションの高さを見極めることを心がけましょう。