人間関係でクヨクヨ悩むよりも
現代心理学の礎を築いた学者のひとり、アルフレッド・アドラー博士は、「結局のところ、我々には、対人関係以外の問題はないように見える」と説きました。
私たちの悩みのほとんどは、人間関係だということです。
人間関係は、相手があることだけに、すべてを自身でコントロールできません。
ですから、ストレスが溜まりがちなのです。
では、どのように対処すればよいのでしょうか?
これについて、ブリヂストンの元社長、荒川詔四氏は、「『人間関係は悪いのが普通』という達観を養うほかない」と述べています。
もちろん、人間関係を無視し、乱暴に接してよいという意味ではありません。
①人間関係でクヨクヨ悩むよりも、大目的の達成に注力すべき
②人間関係は悪いのが普通なのだから、よくするための努力はすべき
ということです。
元気に活躍し、マクロの善を成すために、とても重要な考え方だと思います。