企業文化と業績・社員満足度
事業戦略を立案するにあたっては、時流適応の視点と長所伸展の視点が、必要になります。
ただし、これら2つをバランスよく持てる企業は、あまりありません。
企業の文化により、たいていはどちらかの視点に偏ってしまうのです。
そして、ある調査によると、これらのどちらの文化を持つかによって、業績と社員満足度が変わってくるという結果が出ています。
まず、時流適応の文化を持つ企業は、市場変化への対応が早く、業績はよくなりますが、社員満足度は低くなる傾向があるそうです。
一方、長所伸展の文化を持つ企業は、社員満足度は高くなりますが、業績はあまり上がりません。
自社の文化を認識し、よいバランスを考えてみるとよいと思います。