拙速グセをつける
『巧遅は拙速に如かず』という、ことわざがあります。
「いかに仕事がよくても遅いよりは、できが多少劣っていても速いことには及ばぬ」という意味で、ビジネスにおけるスピードの重要性を示しています。
早く上がれば、チェックや修正に充分な時間を割けるため、結果は”巧”になります。
これは、若手社員に幸せなビジネス人生を送ってもらうために、最もクセ付けさせたいことのひとつです。
そのためには、あらゆるタスクについて、できる限り短く期限を切ることが、肝要です。
すぐにできることはその場で、少し時間がかかることでも、〇時間後、今日中、明朝始業時刻…といったように、最短の期限までの実施を求めなければなりません。
「三つ子の魂百まで」ですから、はじめが肝心です。