数値計画とアクションプランを作る
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先日、大阪のJ社様で年間の数値計画とアクションプランを作りました。
なぜ、数値計画とアクションプランをづくりを行なったかというと、これからさらに景気が不安定になることが予測されていますので、自社でしっかりと売上・利益をコントロールできる組織にしたかったからです。
景気が伸びていれば、何もしなくても現状維持や業績拡大は可能ですが、景気が落ち込むときは、何もしないと景気と一緒に業績が落ち込んでしまいます。
よって、皆様の会社様でも数値計画を立て、業績コントロールができる組織を作っていかなければなりません。
中小の運送会社様を見ると、実際に数値計画を立てて、その数値目標を達成するために、アクションプランを立てるということをあまりやっていないように感じます。
自社の成長をコントロールする力を付けることが景気に左右されない強い会社の条件ですから、数値計画とその計画を達成するためのアクションプランの作成は必須になります。
では、どうやって数値計画とアクションプランを立てるのか。
その手順についてお伝えしていきたいと思います。
目次
①5ヵ年の売上・利益目標を立てる
目標と立てる時、社長や社員がその5ヵ年目標に対して、ワクワクするかどうか、非常に重要です。結局計画を実行するのは人ですから、その関わる人がその目標を達成して、何のメリットを得られるかを明確にしていきましょう。
②5ヵ年の売上・利益を達成するための車両計画、
設備投資、要因計画を立てる。
現状の人やトラックの稼働率を上げるといっても限界があるでしょう。
増車・増員計画と合わせて投資計画もしっかり立てていきましょう。
③②で作成した数値の単月あたりに落としこむ。
年間を通して、人が動きやすい月、売上・利益が出やすい月というのがあると思います。
それに合わせて、数値計画を変動させていきましょう。
年間計画をただ単純に平均割してしまうとかならず数値目標が達成しない月が出てきます。
そうなると達成しなくてもいいという雰囲気になってしまいます。
④日々の売上・利益目標を立てる。
単月あたりの目標が決まれば、日々上げなければならない数字が決まります。それを常に管理者が意識して、配車をすることが重要になります。
⑤数値計画に合わせてアクションプランを作る。
その数字を達成するための
アクションプランを立てていきましょう。目標の数字を達成するために課題を
洗い出ししてそれを潰すためのアクションプランをしっかり練りこむことが重要です。
既に景気が悪化してきていますので、数値計画とアクションプランを立てて、強い会社を目指していきましょう。
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