事故0の会社作り～健康経営で事故を抑制～

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ドライバー不足を背景に、未経験者採用をする際に課題となる「安全」。
安全に向けてどのような取り組みをすればいいか、本日は、三重県にあるバス会社の例から、健康経営についてお話しします。

近年、「健康経営」というワードを目にすることが増えています。
ご存知の方も多いと思いますが、健康経営とは、健康な経営をする、ということではなく従業員が健康に働けるような経営をするという意味です。

健康に働ける経営とはどのようなものか、そのバス会社で行っている取り組みとして、食事の改善があります。健康に働くためには、食生活の改善が欠かせません。
特に、トラック内で過ごすことの多いドライバーさんは、コンビニ弁当に偏ったり、規則正しい時間で食事をとることが難しかったりして、栄養面から体調を崩すことも多いです。そこで、同社では、ドライバーさんの栄養管理をサポートするため、管理栄養士を専任で採用しました。
衛生管理課という専門部署を設置し、ドライバー全員との2者面談を行い、日ごろの食事についてアドバイスをしています。
社内にもフルーツやサラダなどの軽食の販売も行い、どういうのを選べばいいのかわからないという方も実際に手に取って、知ることができます。
それにより、食事に対する知識を得て、外食時にも適切な栄養を摂取できることができるようになります。

管理栄養士を採用するのが難しいという方でも、従業員の食事のサポートは可能だと思います。社食の導入や、社内報での情報発信などです。長く働ける会社作りを目指す方はぜひ、参考にしていただければと思います。

次回も、同社の取り組みについて紹介します。

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