第129回 2009年は自分力を磨く年

Pen Iconこの記事の執筆者

赤峰 誠司

船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年は皆様にとってどのような一年になるでしょうか?

日本経済は停滞し、「縮小化」へ向かって静かに流れていくものだと思われます。

「経費削減」「投資見送り」「貸し渋り、貸しはがし」などが、今後も新聞紙上で多く用いられる用語となるでしょう。

このような時代に、自分自身のあり方としてどうあるべきかを考えていかなければなりません。

自分自身の「あるべき姿」をしっかりと見極めて、周囲をよく観察し、進むべき道をひたむきに邁進する事が、この時代を乗り切る方策かと思います。

このメルマガのタイトルである「継続こそ力なり」のように、平凡な事でも粛々と続け、自分自身の内面的な充実をはかり、「自分力」を磨き鍛える事を筆者はお勧めします。

バブル崩壊を経験している多くの読者皆様は、今年の行方はある程度自身の経験に基づいて、肌で感じているものかと思います。

新しい取組みが躊躇される中、現状の組織と人の底力を上げるべく、今できる事を確実に行い、将来やりたい事への布石を打つ取組みが肝要です。

よく「赤峰さんのお勧めの本は何ですか?」と聞かれます。

筆者は年間約60冊程度の新刊を読んでいますが、人それぞれが興味のある事柄や時流の捉え方は違います。

自分自身が興味のある本を実際に入手して、読む事が始まりです。

読書による自分力アップは、自身への最小の投資と考えます。

こんな時代に、「晴耕雨読」のような生活とはいきませんが、今年は出来るだけ多くの本を読み、周囲に関心を持ち、自分の力を鍛えて行きたいと思います。

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赤峰 誠司

船井総研ロジ株式会社 取締役 常務執行役員

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