2017年1月20日号
軽油価格トレンド
調査期間:2017年1月
※当グラフは、一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター発表の一般小売価格調査「給油所ガソリン・軽油・灯油」をもとに船井総研ロジ株式会社にて作成。
※2012年4月全国平均小売価格を100%とする。
※消費税抜価格
ウィークリーオイルマーケットレビュー
石油に関する情報を様々な形で提供している「一般財団法人日本エネルギー研究所石油情報センター」による、最新石油市場動向に関するプレスリリースです。
概況
1/5~1/11のNYMEX・WTIは、1月からの主要産油国の協調減産実施に対する期待と懐疑で一進一退が続く中、50.82~53.99ドルの範囲で前週よりやや軟調に推移した。
1月12日は、サウジのファリハ・エネルギー相が同国が2年振りの低水準への減産を実施したとの発言や、イラク・クウェート・ロシア等の減産実施の報道等で、早期の需給均衡への期待感から、続伸した。さらに、中国の本年の原油輸入が前年比3.5%増加するとの見通しの報道、ドル安・ユーロ高の進行による原油先物の割安感も上昇要因となった。2月限の終値は前日比0.76ドル高の53.01ドルだった。…