人材紹介活用はメリットだらけ
多くの企業が昨今、採用がうまくいっていない、生え抜きの管理職が育たないといった悩みを持っています。
次世代の管理職となるリーダーが育っていないが、社内で育てるのには時間が間に合わない、採用に費やす時間がないなど、そのような人事・採用担当の方になぜ中途採用には、人材紹介を利用するべきかについてご案内します。
人材紹介はイニシャルコストがかからない
まず、よく間違った認識の方がおられるので、人材紹介について簡単にご説明します。
人材紹介の料金体系は、採用に成功した場合にのみ料金が発生する「完全成功報酬型」が一般的です。
具体的に述べると、何人の候補者を紹介してもらっても、また何回面接を実施しても、さらには内定を出しても、最終的に入社しなければ紹介料を請求されることはありません。
また、採用後も人材側の自己都合で早期退職した場合には、紹介料の一部が払い戻される仕組みになっております。(※一般的に入社後3ヵ月迄)。
一方、転職サイトや求人情報誌などを利用して一般公募を行う場合、求人広告の掲載料は採用の成否に関わりなく掲載料を支払わなくてはなりません。
すなわち、一人も採用できなくても掲載料だけが発生することになります。
それに比べると人材紹介における採用コストは、入社後になりますので、イニシャルコスト面でのリスクが全くないことがわかります。
どのような人材を採用するときに、人材紹介を活用するべきか
人材紹介会社に依頼して広く候補者を集める場合や、通年で募集を行う場合も費用の心配をすることなく、じっくり選考を進めることができます。
公募ではどうしてもミスマッチングが非常に高くなることが想定され、1名の採用コストが膨れることがあります。
細かいニーズや時間をかけたいといった下記項目の採用を進められるうえでは、人材紹介を有効に活用することが得策です。
・通年採用
・採用競合が激しい職種の採用
・採用レベルを落とせない厳選採用
・公募では集まらないハイスペックな人材の採用
・細かい必須条件がある採用
採用にかかる工数の軽減
人材紹介では、多くの企業が一度求職者と面談を実施しています。
また募集企業の求人条件にあっているか絞り込んでから、候補者紹介をすることが通例です。
そのため、フィルターがかかった段階から採用をスタートさせることができるのです。
この部分だけでも採用担当者の負荷は低減します。
その他にも、人材紹介会社が代行してくれるプロセスとしては以下のようなものがあります。
・候補者との連絡業務(面接日時の設定など)
・給与などの条件交渉
・内定後のフォロー
・不採用通知
・求人票の作成
今回述べただけでも、人材紹介を利用するメリットは、採用・人事担当の方にとって多くのことがあることが分かります。
現在公募でうまく調達できていない企業の方は、一度人材紹介の利用を検討してみては如何でしょうか。
ただし、人材紹介会社にも得手不得手があります。
探される業種・職種にあった会社に相談することをお勧めします。
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中途採用でお困りの採用・人事担当者の皆様、まずはお気軽にご連絡お待ちしております。